専門知識ゼロからのスタート。病院とクリニック、両施設を知るマネージャーへ。
■管理職としての業務について教えてください
船橋整形外科病院での仕事は管理業務がメインでした。70名ほどいる医事部職員のシフト管理や残業時間の調整、受付窓口や会計業務といった日ごとの担当割りを行います。また、外来中に何かがあったときの相談役・指示役でもありました。当院には1日1,000人を超える患者さまがいらっしゃいますので、イレギュラーなことも多く起こります。次から次にスタッフが相談に来ていました。現在は西船クリニックで医事課長として勤務しています。西船クリニックは病院よりも医事部の職員が少ないので、その分担当する業務も増えました。管理業務に加え、私自身も受付に立ちながらスタッフを見守っています。
■全く違う部署からの異動はどうでしたか?
もともとは同じグループの介護施設、フェルマータ船橋に介護職として入職しており、相談員やケアマネージャーの経験も積んで、8年ほど勤めた頃に医事部への異動の話がありました。異動というよりは転職という感覚でしたが、いろいろなことを経験してみたいという気持ちから、ためらいはありませんでした。医事の事は全く分かりませんでしたので必死に勉強しました。まずは受付からお会計までの一通りがわかっていなければ仕事全体を把握できないので、周りのスタッフに教えてもらいながら覚えていきました。どんな小さなことでも吸収しようという気持ちで、たくさんの人のサポートを受けながら、2年でやる業務を1年でできるように努めました。
患者さまの為に、チームの為に、大切なのは気持ちの優しさ。
■一番大切にしていることは何ですか?
医事の仕事をするうえで一番大切なのは、気持ちの優しさです。患者さまは不安を抱えて来院なさいますが、あたたかみのある丁寧な接し方で不安が和らいだりしますからね。また、医事職員と聞くと女性のイメージが強いと思いますが、男性職員がいると職員だけでなく患者さまにも安心感を持っていただけますので、これからは男性職員も増やしていく必要があると思っています。
■船橋整形の医事部の魅力とは?
当院の医事部の魅力は人間関係の良さです。教育体制が整っていてスタッフを大事に育てていくことができますし、実際に「先輩たちが優しく、仕事も丁寧に教えてくれる」という声を聞きます。業務中は、患者さまの対応が続いたり事務処理に集中していたりと、程よい緊張感のある雰囲気です。それが、一歩外に出ると、和気あいあいとしたものに変わるんです。昼休憩のときなどとても楽しそうに話していますよ。会社ごとに様々な魅力があると思いますが、一番のポイントは職場の人間関係だと私は思っています。ですから、風通しがよく働きやすい雰囲気づくりには力を入れてきました。後輩に教育・指導をするメンバーともその点を共有し、医事部全体で前向きに業務に取り組む環境ができているので、皆、口を揃えて「人間関係がいいから続けていける」と。
“人間関係の良さ”、そこは自信を持って言えますね。これからは更に団結力を高めていきたいです。
※所属や仕事内容は取材当時のものです
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